イチゴの実験、ドラセナの再生、そして両親の変化という驚くべき実証を経て、「パイロゲン」は誕生しました。
当社の創業者の赤塚充良は1985年、「切り花の水揚げが良く、物が腐敗しにくい」という不思議な水に出会い、それを使ってイチゴの鮮度保持実験を行いました。すると、普通のポリ袋に入れたイチゴはまもなく腐敗を始め、灰色のカビが生えました。一方、不思議な水で処理したポリ袋のイチゴはカビが生えず、熟していきました。
腐敗と熟成。物質の変化の方向が正反対となった結果に驚いた赤塚充良は、「水には2種類あるのではないか」と気づきました。
(右写真は実験開始14日後)
- 赤塚植物園では1982年から国際協力のため、中米コスタリカからドラセナ(幸福の木)を輸入していました。
- しかし、長期の航路輸送のため腐敗が進み、農薬でも病気を抑えられずに苦慮していました。
- そこでイチゴの実験で使用した水を使ったところ、温室内の環境が劇的に改善。病気は止まり、元気な芽が一斉に吹き出しました。
- これに驚いた赤塚充良は、高齢の両親にこの水を飲んでもらいました。すると、二人とも見違えるほどイキイキと出かけるようになりました。
- その様子を目の当たりにし、本格的に水の研究を開始。「この水で多くの人の健康に貢献したい」との願いから誕生したのがパイロゲンです。
(赤塚充良著『不可能を可能にする人生論』より)